毎年ハロウィンの時期になると、TV等で「仮装」している人たちが特集されることがありますよね。
そういった特集の中で、コスプレイヤーにスポットを当てている番組も少なくありませんし、実際に街頭でのハロウィンイベントに、クオリティの高い衣装で参加しているレイヤーさんも沢山います。
世間一般では、「ハロウィンの仮装」と「コスプレ」を同じように捉えている人もいますが、Twitterやフェイスブック等で「仮装とコスプレを一緒にしてほしくない!」というレイヤーさんの意見もよく見掛け、「仮装」と「コスプレ」の意味は全く違うという見解も多いです。
では「仮装」と「コスプレ」の違いは何でしょうか?
またまた脱毛とは関係のない話になりますが、個人的にも気になったので記事にしてみようと思います。
仮装
仮装は「仮に他のものの姿をすること」「仮のものの姿を真似て装うもの」「それらしく見せること」といった意味があるそうです。
簡単に言うと、特に深く考えず、日常とは違った衣装をただ着るだけなのが「仮装」。
日常と違った衣装を着るのはコスプレも変わらないですが、コスプレのようにキャラになりきるわけではなく、写真を撮る時もキャラ特有の表情やポーズもしません。
あくまで、普段の生活の中で、特別な日に特別な衣装を身にまとい、楽しく騒ぐお祭り的感覚です。
仮装の方が認知度が高い
また、仮装はコスプレよりも、世間一般・社会的に許容されている場合が多いです。
ハロウィンやカーニバルイベント、海外であれば仮装行列や舞踏会など、特定の日に特殊な衣装で外を歩いていても変には思われません。
コスプレも、最近やっとTVや雑誌等でも特集され始め、世間的に認知され始めてはきていますが、実際にはレイヤーのキャラ愛や、細かいこだわり等を理解している人は少なく、仮装とコスプレを同じように捉えている人も多いでしょう。
コスプレ
コスプレは「コスチューム・プレイ」の略語であり、主にアニメやゲーム、映画の登場人物などの衣装を着て楽しみます。
衣装を着るとは言っても、仮装とは違い、ただ着るだけではなく、そのキャラを演じる(なりきる)といった表現の方が正解です。
「コスチューム⇒キャラの衣装」「プレイ⇒演じる、なりきる」、キャラの衣装を身にまとい、着ている間はそのキャラに徹する。
一般の人から見ると、仮装もコスプレも大して変わらないのかもしれませんが、実際は全く違います。
キャラ(作品)愛が強い
コスプレは仮装のように、ただ衣装を着るだけでは終わりません。
そのキャラの特徴・仕草・性格などをかなり研究して、完璧にキャラそのものになれるように努力します。
ガチのレイヤーさんは、衣装だけでなく、メイクにもこだわり、ウィッグやカラコンや小道具も駆使して完成度を高め、コスしているキャラ(作品)をリスペクトしています。
仮装とコスプレは別物
特定のイベント日などに仮装している人が「ガチでコスプレしてるの気持ちが理解できない」のも当然。
コスプレイヤーが「ただ衣装を着て騒いでいる仮装と一緒にしてほしくない」と思うのも当然。
どちらも「仮装」をしていることには変わりないですが、内面的には大きな違いがあります。
私個人的には「仮装はお祭りの一種」であり、「コスプレは仮装という枠だけに属さない別文化」だと思っています。
たまに「仮装」と「コスプレ」の意見の衝突をネット上でも見掛けますが、どちらも別の楽しみ方があり、お互いに分かり合う必要もないと思います。
年に数回仮装を楽しむだけの人も、コスプレという文化を否定せず、逆にレイヤーさんも仮装イベントは別物として楽しみましょう♪
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